田中とおる

育ててくれた
四日市の人々への恩返し

私は四日市で生まれ育ち、四日市で働いてまいりました。元気の良さを武器に、仕事でも「成果」にこだわって走り抜いてきた自分が、子どもが生まれたことをきっかけに大きく変わりました。

銀行を退社し、独立開業をすることで、自分で決められる時間が増え、そこで、自分の子どもの通学時の毎朝の見守りを始めました。

始めるきっかけは、大平さんというおじいさんが、毎日毎日、雨が降っても、暑い夏も子どもたちの見守りをして頂いているのに感激したからです。

1年、2年と過ぎるうちに、小・中学校や地域に関わらせていただくようになりました。

すると今までは出会わなかった方々と知り合い、その中で民生委員をさせて頂いたり、保護司をさせて頂いたりした事で、皆さんの小さな努力の積み重ねが社会を支えて頂いている事を知り、多くの皆さんに地域が、子供たちが、守られている事に気づきました。

皆さんの存在と行動・言葉から自分を顧みて多くを学び、皆さんの為に何かできることはないかをと考え、活動範囲を広げることに致しました。

まだまだ未熟者ではありますが、どうぞ身近な課題を聞かせてください。
精一杯、四日市の未来のために行動してゆく覚悟です。